comment128_128太陽光発電を検討しているときに、ほとんどの販売施工業者や不動産会社は「太陽光発電と一緒にオール電化システムを導入すると節約の効率が高くなってより元が取れますよ。」という形でセールスしてきます。

当然、販売する側にとっては、太陽光発電システムだけを導入してもらうよりも、オール電化システムも同時に導入してもらった方が売上が増えるので、とくに住宅系の販売店やリフォーム業者は積極的にオール電化を持ちかけてきます。

しかし、これは間違っています!

なぜなら、自宅で使うよりも、売った方が今のところ電気代は高いからです。

電気を買う場合の料金 ※平成26年度

1kWhあたり19円、25円、29円/kWh

電気を売る場合の売電価格 ※平成26年度

1kWhあたり37円/kWh

どういうことかというと、太陽光発電で発電した電気は優先順位としてまずは自宅の電気利用に回されます。つまり、このときは通常電気代がかかっていた金額分がゼロ円になるので節約になるということです。

このとき自宅で使い切れなかった電気が電力会社に売電されることになるのです。

  • 自宅で使う電気量が少ない → 電力会社に売電できる電気が多い
  • 自宅で使う電気量が多い → 電力会社に売電できる電気が少ない

という関係が成り立つのです。

平成26年度の段階では、売電する方がお得になるため、できるだけ自宅で使う電気量が少ない方がお得になるのです。

おわかりの通りで、コンロやお風呂などの給湯器などが電気で対応できるオール電化システムを導入すると自宅で使える電気量が増えてしまうのです。

結果として、売電する電気量が少なくなり、売電収入は少なくなってしまうのです。

それでも、ガスを使うよりはエコになるのは間違えありませんし、売電価格が安くなればオール電化システムを導入した方がお得になる時代になるかもしれません。

とはいえ、現段階ではオール電化システムを導入しない方がお得になるため、販売施工業者や不動産会社のセールストークにそのまま流されずに、自分でシミュレーションなどの試算をしてから決定しましょう。